赤ちゃんクジラと泳いだ海

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062138734
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

リンは、世界的なスイマーでやさしく陽気なカリフォルニア・ガール。ある早朝、海でのトレーニング中に出会ったのは、迷子の赤ちゃんクジラでした。母乳で栄養をとる子クジラは、このままでは死んでしまいます。「あなたのお母さんを探さなきゃ…」リンは、「グレーサン」と名づけたクジラといっしょに泳ぎ続けます…。誰にでも、人生で忘れられない一日があります。本書は、その日のことを思い出させてくれる奇跡の実話です。

目次

1 早朝、カリフォルニアの海で
2 何かがわたしの下を泳いでいる
3 泳げ!行け!行け!
4 「赤ん坊のクジラがあんたのあとをついてきてる」
5 「さあ、泳ごう、子クジラちゃん」
6 あなたの名前は“グレーサン”
7 グレーサンが消えた
8 イルカたちのダンス
9 さようなら、グレーサン
10 人生で永遠に忘れないこと

著者等紹介

コックス,リン[コックス,リン][Cox,Lynne]
アメリカ・ボストンで生まれ、カリフォルニアで育つ。歩きはじめると同時に泳ぎはじめ、15歳で英仏海峡を泳いで横断、世界記録を樹立、その後も南米のマゼラン海峡横断など数々の快挙を成し遂げる。2002年には南極大陸沖を約2キロ泳ぎ、ロサンゼルス・タイムズ紙の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。同年刊行された自伝Swimming to Antarctica(南極大陸へ泳ぐ)で文章家として高い評価を受ける。次作である『赤ちゃんクジラと泳いだ海』も、感動的な回想記として話題を呼んだ

高山祥子[タカヤマショウコ]
1960年、東京生まれ。成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆ ら *

1
リンさんの泳ぐ姿を想像してしまった・ どれだけきれいな海で いままで泳いできたんだろうと かんがえてしまう  わたしもおよぎたい2009/12/31

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

0
☆×5.0…文章がとてもピュアな作品。たぶん翻訳した人の腕によるのかもしれませんが…さすが著者は10代のころに英仏海峡を渡っただけあり、その端々に出るトレーニングの光景には驚かされます。そしてクジラとの遭遇、そしてグレーサン(赤ちゃんクジラの名前)が母親の元に帰って行くまで。出来事の時間はさほど長いのではないのになぜかとてつもなく長く感じてしまうのが本当不思議でした。2012/06/13

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