- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ノベライズ(テレビ)
内容説明
恋愛小説で若い女性から圧倒的支持を得る超売れっ子作家の花岡町子は四十歳を前に、五人の子持ち男・徳永健次郎と結婚した。個性溢れる家族の面々や強烈なキャラクターのご近所さんたち、有能だけどちょっとマヌケな秘書、それに流れ者の義兄などなど、ケッタイな人々とのふれあいで町子のバイタリティーと好奇心はさらにパワーアップする。笑いと喧嘩がコミュニケーションという徳永家の子供たちもやがて巣立ち、親たちは永遠の別れを告げ、町子たちもいずれ訪れる老いを意識するようになる。結婚という新しい世界に飛び込んだことで得た様々な仲間や思い出の数々は町子を人として、また作家として大きくさせていった。男は男らしく、女は女らしくをモットーとする頭でっかちながら「かいらしい」夫・カモカのおっちゃんを愛し続けた一人の女性の厚みある人生の物語。五人の連れ子と大奮闘、作家・田辺聖子の半生。物語はいよいよ佳境に、大人気のNHK連続テレビ小説を完全ノベライズ化。
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年大阪市生まれ。幼少時は古典文学に親しみ、少女小説を愛読。樟蔭女子専門学校(現大阪樟蔭女子大学)国文科卒。金物問屋に就職し、『花狩』がラジオドラマに採用され、放送作家となる。1964年『感傷旅行』(センチメンタル・ジャーニィ)で芥川賞受賞。1993年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 漫画 伊藤千代子の青春