少女の記録、あの頃―1935~1945・8・15&2001・9・11

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062135535
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

くる日もくる日も、ときとしては夢の中までも、天皇陛下と国に忠誠を誓い全力投球で青春を捧げて生きてきた―。けっして風化させてはならない、あの日々のこと。六十余年のときをくぐり、今、封印を解いた戦時下に綴られた日記。

目次

プロローグ ニューヨーク、突然の闇
第1章 穏やかな日々
第2章 国家総動員体制下の暮らし
第3章 太平洋戦争勃発、銃後の護り
第4章 神国に生まれた子どもたち
第5章 日本が負けた日
エピローグ ニューヨーク、平和への祈り

著者等紹介

川島敦子[カワシマアツコ]
1929年、長野市に生まれる。名古屋市に移り、八歳で日中戦争、十二歳で太平洋戦争が始まる。1945年、疎開先で岩手県立盛岡高等女学校を卒業。終戦後名古屋市に戻り、朝日文化センターなどで英会話を教える。四十七歳で夫の転勤に伴い渡米。五十八歳でコロンビア大学大学院で西洋美術史の修士号取得。ニューヨーク市立大学の日本語講師となる。2000年、同大学に「日本文化講座」「日本語日本文学部」を創設。2003年、ニューヨーク市教育委員会よりテニュアー(終身雇用権)を授与され、今も多忙な教師生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shiba-Me

2
戦争モノとは思えない、可愛らしい表紙に惹かれて手に取りました。著者は昭和4年生まれ、私の母が昭和9年生まれ。読んでいると、母の少女時代を読んでいるような気持ちになりました。この本は、当時の著者が書いていた日記と記憶をもとに書かれたノンフィクションです。なので、「魂を揺さぶられる」とかいう類いの本ではなく、「戦争が始まったら日常がどんな風に変わっていくか」ということが疑似体験できる地味な本です。小学生・中学生にも是非読んで欲しいと思いました。2015/08/18

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