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出版社内容情報
松本清張、島田荘司、有栖川有栖、北村薫、東野圭吾、綾辻行人、法月綸太郎、京極夏彦、高田崇史、殊能将之、舞城王太郎、西尾維新…… 連綿と連なるミステリーの系譜を、鋭利にそして流麗に斬る!
京大ミステリ研にこの人ありと言われた伝説のカリスマ・巽 昌章、初のミステリー評論集。
内容説明
松本清張、島田荘司、有栖川有栖、北村薫、東野圭吾、綾辻行人、法月綸太郎、京極夏彦、高田崇史、殊能将之、舞城王太郎、西尾維新…連綿と連なるミステリーの系譜を、鋭利にそして流麗に斬る。京大ミステリー研にこの人ありと言われた伝説のカリスマ・巽昌章、初のミステリー評論集。
目次
操りを越えて
つながる人々
ゆるんだ世界
盤から落ちるもの
量産品神話
部分と全体
吸い出される内面
分裂と連続
類推の引力
混沌へ
家族の愛
浮遊するパズル
回路が開く
カタチの魔
答えは私
思い邪無し
解釈の地獄
トリックは語る
蘇る時間
空虚の探求
子供の領分
ふるさと
空間と視線
著者等紹介
巽昌章[タツミマサアキ]
1957年三重県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。ミステリー評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっつー(たまさか)
5
論の展開や言葉選び、作品の特色を切り取る視点が鋭すぎてため息しか出ない。時評なのに普遍性を十分に持ち、連載から25年近くを経て、これから10年・20年後に読んでも同時代的な「読み」ができるほどの強度を持つ大変優れたミステリ批評だと思う。2024/06/16
葉月
2
独特な比喩を用いて作られる抽象的なイメージが、一見離れたところのある作品を繋ぎ合わせ、関係性の糸の中に絡め取っていく。どの作品の切り口も信じられないほど独特であり、かつ作品を結んだ先に刺激的な「本格ミステリ」の絵が立ち上がる。時評というかたちでありながら二十年たってもまったく色褪せていない、すばらしい評論であると思う。2024/12/17
オオツキ
2
★★★★☆2018/11/06
77゜3
1
面白い。そして、「どう面白いか」を伝えてくれている ここで取り上げられた作品たちを読まねば。2023/05/15
天橋
0
「メフィスト」連載時に一部読んだ。2017/05/18
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