内容説明
彼は失敗、不調、スランプ、プレッシャーをどうとらえ、対処し、乗り越えていくのか、さらにそこから何を学び、次の課題に挑戦していくのか?本書は、ひとりのイチローファンが、スタンドから彼の一挙手一投足を漏らさず見て、フィールドでの彼のプレーが何を意味しているのか、そしてその心のうちに少しでも近づきたいと、ああではないか、こうではなかろうかと推測し、それを、直接イチロー選手本人に質問して「答え合わせ」をしてもらうまでをまとめたものである。
目次
プロローグ いざ、セーフコ・フィールドへ
第1章 イチロー・ルーティンの理由
第2章 スランプ、そして復活―一年は激しいドラマ
第3章 すべては小さな積み重ねから
第4章 技術の進化、失敗、さらに進化
第5章 道具に要求する高い水準
第6章 期待、目標というプレッシャーに応える方法
第7章 イチローは止まらない
著者等紹介
山本益博[ヤマモトマスヒロ]
1948年、東京都に生まれる。早稲田大学卒業。音楽と落語オタクな青年時代を送る。名人の高座に通いつめその仕草をすべて記憶し、分析する観察力は、処女作『さよなら名人芸―桂文楽の世界』(晶文社)として結実。その後、食の職人を取材し、食評論の第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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