警察vs.警察官

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062133203
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0095

内容説明

裏金作りを拒否し続け、報復人事に耐える「愛媛の巌窟王」。「平成の刀狩り」の犠牲にされた元長崎県警の敏腕刑事。高知県警の罠にはまった「スケープゴート」警部たちが告発する。警察組織に牙をむいた3人の警察官の闘い全記録。

目次

プロローグ 裏金疑惑から見た警察と警察官
第1章 「愛媛の巌窟王」の執念(現職警察官による驚愕の告発;「巌窟王」との対面;裏金作りを拒否し続けた男 ほか)
第2章 「平成の刀狩り」の生け贄となった刑事(違法捜査に火を点けた銃刀法改正;事件の発端;拳銃を追って ほか)
第3章 高知県警のスケープゴートにされた男(尾行;落とし穴;衆人環視の中での大失態 ほか)
エピローグ 私を支えてくれた二人の盟友

著者等紹介

原田宏二[ハラダコウジ]
1937年(昭和12年)生まれ。’57年北海道警察に採用され、’58年4月から札幌中央署、岩見沢署などで勤務し、’75年に警察庁保安部防犯課に出向、山梨・熊本県警で捜査二課長を経て、’82年から道警に復帰、道警本部機動捜査隊長、同防犯部生活課長などを務め、’89年警視正に昇任、道警本部警務部警務課長、旭川中央署長、道警本部防犯部長などを歴任、’95年釧路方面本部長(警視長)で退職。’04年2月、札幌弁護士会館で、道警の裏金問題について「告白」記者会見をひらく。同年3月、道議会総務委員会で証言、8月には、全国市民オンブズマン連絡会議の全国大会に参加、その後も『明るい警察を実現する全国ネットワーク』を設立、警察の健全化、透明化、民主化に向けて精力的に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Miyaz

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星32012/02/14

k2jp

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警察組織と対立することになった3人の警察官を、裏金を告発した元警察幹部が「公式発表」とは異なる視点から解説。社会人になれば誰もが所属する「組織」の汚い部分、つまり「責任をとりたくない責任者」が組織幹部になった場合、組織防衛という口実で行われるトカゲの尻尾きりがどのように行われるかが分かるので就職前に読んでおきたい。他に「日本の刑事裁判では供述調書の証拠性が極めて高く扱われる」、「起訴猶予にするには、犯人が犯意を認め、反省していなければならない」、昇任試験問題の漏洩等、イメージとは程遠い不都合な真実ばかり…2012/07/29

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