内容説明
裏金作りを拒否し続け、報復人事に耐える「愛媛の巌窟王」。「平成の刀狩り」の犠牲にされた元長崎県警の敏腕刑事。高知県警の罠にはまった「スケープゴート」警部たちが告発する。警察組織に牙をむいた3人の警察官の闘い全記録。
目次
プロローグ 裏金疑惑から見た警察と警察官
第1章 「愛媛の巌窟王」の執念(現職警察官による驚愕の告発;「巌窟王」との対面;裏金作りを拒否し続けた男 ほか)
第2章 「平成の刀狩り」の生け贄となった刑事(違法捜査に火を点けた銃刀法改正;事件の発端;拳銃を追って ほか)
第3章 高知県警のスケープゴートにされた男(尾行;落とし穴;衆人環視の中での大失態 ほか)
エピローグ 私を支えてくれた二人の盟友
著者等紹介
原田宏二[ハラダコウジ]
1937年(昭和12年)生まれ。’57年北海道警察に採用され、’58年4月から札幌中央署、岩見沢署などで勤務し、’75年に警察庁保安部防犯課に出向、山梨・熊本県警で捜査二課長を経て、’82年から道警に復帰、道警本部機動捜査隊長、同防犯部生活課長などを務め、’89年警視正に昇任、道警本部警務部警務課長、旭川中央署長、道警本部防犯部長などを歴任、’95年釧路方面本部長(警視長)で退職。’04年2月、札幌弁護士会館で、道警の裏金問題について「告白」記者会見をひらく。同年3月、道議会総務委員会で証言、8月には、全国市民オンブズマン連絡会議の全国大会に参加、その後も『明るい警察を実現する全国ネットワーク』を設立、警察の健全化、透明化、民主化に向けて精力的に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Miyaz
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