内容説明
もっと手軽に水墨画が描けたら…。本書はそんな要望から生まれました。黒と白の醸し出す幽玄の世界「水墨画」。にじみとぼかしのやさしい味わい。かすれと冴えの鋭い筆致。楽しく描ける手軽な題材から、自らの心に問いかける水墨画の奥義まで。有と無の織り成す水墨画のすべてを筆ペンで実現します。
目次
第1部 ようこそ、筆ペン水墨画の世界へ(一筆添えて祝意を伝える―基本は点・線・面;季節の風物も手軽に;心のこもった年賀状;屋外スケッチを楽しむ;水溶性濃墨ペンと水筆ペンで描いた水墨スケッチ;モノトーンは無限の色彩を生み出す)
第2部 だれでも描ける筆ペン水墨画(まず、丸を描くことから;点・線・面をマスターすれば、あとは思いどおり;風景画に挑戦;墨の濃淡をあやつる―水墨画の醍醐味;ゆたかに広がる筆ペン水墨画の世界)
著者等紹介
小林東雲[コバヤシトウウン]
1961年東京生まれ。幼少のころから書家である母親に筆法を学ぶ。青年時代に知己を得て中国水墨画の技法を学ぶ。1987年、パリ「日本の美術展」会場の障壁画揮毫。その後、中国、インドネシア、アメリカなどで障壁画の揮毫を重ね、高い評価を受ける。その間、内外の公募展で多数受賞。1991年公募全日展常任理事、審査員に就任。1992年、中国天安門広場・中国歴史博物館で「中日友好20周年記念・小林東雲書画展」開催。その後、精神性の高い日本の伝統的水墨画に感じ、多くの社寺障壁画を揮毫する。現在、水墨画教室を主宰して後進の指導、水墨画の普及に努めており、現代水墨画の旗手として、日本の伝統的な美意識を踏まえながら、新しい表現や技法の研鑽を重ね、精力的に作品を発表している。また、世界的な企業や外国大使館のレセプション、セレモニーに招かれ、日本の伝統文化紹介の一端として、水墨画揮毫の実演・披露をしており、内外の関係者に深い感銘を与えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふ~@豆板醤
月と星
HIDE
Gladcolza Bambootail
もと