マンガ メディチ家物語―フィレンツェ300年の奇跡

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062130981
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0022

内容説明

マンガで読むからよくわかる!「メディチ家」のすべて。ルネサンス期のフィレンツェを300年にわたって支配したイタリアの名門メディチ家。一商人から一国の君主、ついには教皇にまで登りつめた「奇跡の一族」の盛衰を描く。

目次

第1章 深慮遠謀の男―ジョヴァンニ・ディ・ビッチ
第2章 陰の支配者―コジモ・イル・ヴェッキオ
第3章 “痛風病み”のピエロ―ピエロ・イル・ゴットーゾ
第4章 絢爛豪華な男―ロレンツォ・イル・マニフィコ
第5章 “愚昧”なピエロ―ピエロ・イル・ファトゥオ
第6章 メディチ家に誕生した初の教皇―ジョヴァンニ・デ・メディチ
第7章 フィレンツェ支配の終焉―ジュリオ・デ・メディチ
第8章 初代トスカーナ大公の栄光と孤独―コジモ一世
終章 メディチ家の終末―フランチェスコ一世/フェルディナンド一世/コジモ二世/フェルディナンド二世/コジモ三世/ジャン・ガストーネ

著者等紹介

樋口雅一[ヒグチマサカズ]
1946年、山梨県に生まれる。高校卒業後、アニメーターとして働く。タツノコプロ、虫プロを経て、フリーのアニメーション・ディレクターに。数多くのテレビアニメ番組のディレクターをつとめるかたわら、週末だけのマンガ家生活を12年間続け、1000ページにおよぶ聖書のマンガ化を成し遂げる

森田義之[モリタヨシユキ]
1948年、神奈川県に生まれる。愛知県立芸術大学美術学部教授。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程を修了後、フィレンツェ大学、ローマ大学へ留学。専門はイタリア美術史・都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すもも

6
★★★☆☆ 名前だけ知ってたメディチ家。こんな風にマンガで知識を吸収するのってかなりいい方法。駆け足の300年でした。2013/10/20

ゆかりん

4
メディチ家の発展から衰退への軌跡の大筋の流れが簡単に分かる著書。所々にルネサンス期の芸術家たちにも触れられており、ルネサンス芸術の超入門にもなっている。2011/07/12

furugenyo

3
イタリアに行く飛行機の中でざっと読み。メディチ家のルネサンスとの関わりが整理できてよかった。絵は正直古さを感じるけど、複雑に絡み合う人がきちんと描き分けられているので理解の妨げになることはないです。2016/02/07

たみこ

2
フィレンツェに関する本を読んでみようと思って。 一つの家を突き詰めていくと、こんないろんなところにつながるのか、と大変面白かった。 ロレンツォの弟に馬上戦で冠をかぶせてくれた乙女がアメリゴヴェスプッチのいとこだった、とか。あと、凋落していくときは、なにもかもうまく行かないもんやなぁ、とも思った。 メディチ家最後の女性が、『いかなるものもフィレンツェから持ち出すことを禁じる』と次の支配者につよく約束させたことで、それまでのメディチの功績(そして今のフィレンツェも)を守ったのがかっこいい。2019/02/04

ととろ

2
15世紀から18世紀にかけて300年以上にわたって栄えたメディチ家の歴史の大筋を漫画化。元は商人であったメディチ家が君主にまで成り上がるに伴って、フィレンツェは繁栄し同時にミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチなど多くの芸術家を輩出してきた。自分はメディチ家については詳しくないのだけれど、本書を読む限りではメディチ家はフィレンツェ最大の功労者であると思う。2010/07/18

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