女ひとり世界に翔ぶ―内側からみた世界銀行28年

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女ひとり世界に翔ぶ―内側からみた世界銀行28年

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062130134
  • NDC分類 338.98
  • Cコード C0095

内容説明

使命感に駆られて飛び込んだ世界銀行は、政治力なしには生き抜けない、野心と利権の渦巻く“ジャングル”だった…。理想と現実がせめぎあう世界銀行の現場を赤裸々に描く。

目次

プロローグ 国際公務員としての9・11体験
第1章 国際人とは何か―初々しい情熱
第2章 日本人であるとは何か―揺れる情熱
第3章 貧困とは何か―現実に直面する情熱
第4章 人間の悪とは何か―苦悩する情熱
第5章 人間の美しさとは何か―信じる情熱
第6章 自分であるとは何か―自問する情熱
第7章 善意とは何か―くじけない情熱
第8章 政治とは何か―考える情熱
第9章 利己心とは何か―闘う情熱
第10章 喜びとは何か―再生する情熱

著者等紹介

小野節子[オノセツコ]
1941年、銀行家の小野英輔・磯子夫妻の次女として東京に生まれる。安田財閥の創始者、安田善次郎は曽祖父、元日本興業銀行総裁、小野英二郎は祖父。画家の安田岩次郎と彫刻家の安田周三郎を叔父に、バイオリニストの小野アンナを伯父に、画家の石井茂雄を従兄弟に、小野洋子(オノ・ヨーコ)を姉にもつ芸術家一家でもある。1952年、父の東京銀行ニューヨーク支店長赴任にともない渡米、5年間をニューヨークに暮らす。1963年聖心女子大学英文科を卒業。スイス、ジュネーブ大学付属高等国際問題研究大学院において博士号を取得。1976年世界銀行に入行。アフリカ・中南米地域業務局で最も低所得の国々への貸し出し、また行政、公団、公共施設の改革への援助を担当。1991年、米州開発銀行へ出向。2001年、シニアアドバイザーとして世界銀行にもどり、組織開発基金の管理を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2023/12/05

kachikuunko

1
以前から気になっていたオノヨーコさんの妹の小野節子さんの著書。図書館で借りて面白くて一気読みしてしまった。安田財閥の孫娘と銀行総裁の息子の銀行家の娘で1960年代にスイスの大学院に行く、ここだけ見たら華麗なる一族の女性でしかないかもだけど本を読むと政治的なコネ等無い中、公平な世の中、人を助ける、そのような目的のために世界銀行、米州開発銀行でのキャリアを詰む話、政治的な柵や女性である事で結果を出しても干される話、働かずに収入を得るのは行動基準に背くなどの記述。お嬢様では無く骨太なキャリアウーマンの本だった。2024/03/07

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