あの戦場を越えて―日本現代文学論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062128698
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

ふやけた文学状況へ鋭く切りこみ、様々な問題点を整理し、未来への可能性を深く論じた鮮烈な評論集。

目次

第1章 あの「戦場」を越えて―固有名詞との戦い
第2章 「私小説」の行方―零度の文章意識の方へ
第3章 日本「現代」文学を求めて―脱近代主義とは別の仕方で
第4章 架空の「現在」―批評の自由に向けて

著者等紹介

田中和生[タナカカズオ]
1974年富山県生まれ。慶応義塾大学経済学部、文学部仏文科卒。2000年、「欠落を生きる―江藤淳論」で第七回三田文学新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akasaka

0
固有名詞について2013/07/30

Y

0
固有名詞は現代文学の表現において重要なファクターを担っており、それを指摘することは必要なことだと思う。それを経済学的な見地に立って資本主義のための言葉であると論じたことは画期的だと思う。2024/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/222335
  • ご注意事項

最近チェックした商品