内容説明
北の半島、南の島…酒で身体を壊しに行くのが目的みたいにさすらって、吐血、離婚に鬱、吐血。希望の光はどこにある。
目次
厳冬期能登めぐり
初夏の薩摩半島めぐり
種子島、加計呂麻島、与論島に漂着
千葉の先っぽ、銚子、犬吠埼
奈良、南紀、断酒の旅
みちのく探訪、秋田、男鹿へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasutaka Nishimoto
2
どうしようもなくダメな時期の放浪。この時には、端へ端へと向かっての、結局は飲んでしまう旅。体力が落ちた時には心も滅入るというのは本当にそうだと思う。10年ほど読まずに積んでいたが、早めに読んでおけばよかったと思った。あと10年積んでおかなくてよかった。2016/07/12
4545
0
アル中で西原理恵子に家を追い出され、日本のはじっこを目指して旅する筆者。肝硬変で血を吐き母にすがる筆者。それでも取材と称して放浪が仕事になるんだなぁ。アル中って奴は困ったものだ。2014/09/14
まきの
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決して褒められた生き方ではないと思う。でもどうしようもないほど湧き出るシンパシー。いや、この言いようのない感情は、そんな風になりたくてもなれない諦念から来るある種の「憧れ」なのかもしれない。2011/05/19
みっく
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無愛想だし、やけっぱちだし、読みながらハラハラ。でも面白くて好きです。途中で著者の名前を検索て、西原理恵子さんと結婚していたあの人だと知ってびっくり。2009/07/02
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- 和書
- ぼくはとびたい