内容説明
尾去沢銅山払い下げ汚職、北海道開拓使官有物払い下げ事件、シーメンス事件、台湾征討、西南戦争etc.近代化の過程での新たな利権に群がった元勲と政商の謀略。その真相が今、明らかにされた。
目次
軍艦成金とゴルフ
右手に商売 左手に政治
右手に薩長 左手に徳川
元勲たちと死の商人
藩閥・財閥の絡み合い
議会と政党と海坊主
第三の閥族たち
財閥はいかにして作られるか
閥外政商の生きる道
著者等紹介
三好徹[ミヨシトオル]
1931年、東京生まれ。横浜高商(現・横浜国立大学経済学部)卒業。読売新聞社に入社。記者生活のかたわら、執筆活動を開始。’67年、『風塵地帯』で第20回日本推理作家協会賞、’68年に『聖少女』で第58回直木賞を受賞する。推理小説、歴史小説など幅広いジャンルで活躍
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