• ポイントキャンペーン

政・財 腐蝕の100年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062126625
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

尾去沢銅山払い下げ汚職、北海道開拓使官有物払い下げ事件、シーメンス事件、台湾征討、西南戦争etc.近代化の過程での新たな利権に群がった元勲と政商の謀略。その真相が今、明らかにされた。

目次

軍艦成金とゴルフ
右手に商売 左手に政治
右手に薩長 左手に徳川
元勲たちと死の商人
藩閥・財閥の絡み合い
議会と政党と海坊主
第三の閥族たち
財閥はいかにして作られるか
閥外政商の生きる道

著者等紹介

三好徹[ミヨシトオル]
1931年、東京生まれ。横浜高商(現・横浜国立大学経済学部)卒業。読売新聞社に入社。記者生活のかたわら、執筆活動を開始。’67年、『風塵地帯』で第20回日本推理作家協会賞、’68年に『聖少女』で第58回直木賞を受賞する。推理小説、歴史小説など幅広いジャンルで活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Macchan

0
ざっくり読んだけど、財閥勃興の陰には(いや、割と堂々としているか)藩閥とのズブズブの関係があったのだなという事がわかる。 建前、本音共に日本の国力を増す為に出来る男に権利を与えて会社を大きくするのは分かるが、よもやここまでの贔屓がなされていたとは。 事実を淡々と書いた本というより、事実と事実の間の文脈を筆者が想像して補完し、物語風に当事者の気持ちや性格を筆者の独断で決めつけているところが多数あり、歴史教科書の様な本とは違う風味がありそれはそれで面白かった。 2013/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/811085
  • ご注意事項