内容説明
17世紀フランスの詩人、ラ・フォンテーヌが「寓話集」として集大成した「イソップ童話」。今もフランス人の子育てバイブルとなっているこの童話は、日本で読まれるイソップとは解釈がまったくちがいます。低成長時代を生き抜き、国際的にも通用するタフな人間に育てるために、さあどうぞ、あなたの子供さんに読み聞かせてあげてください。
目次
第1章 基礎編 やさしく教える人の道(アリとキリギリス;カラスとキツネ ほか)
第2章 準備編 子供の判断力を刺激してみませんか(キツネとコウノトリ;海綿を背負ったロバと塩を背負ったロバ ほか)
第3章 成長編 1+1が2にならないこともある(乳しぼりの少女と牛乳壷;キツネとブドウ ほか)
第4章 自立編 子供が作る「イソップ物語」(粉ひきの親子とロバ;ネズミの会議と老練なネズミ ほか)
第5章 上級編 考える力のステップアップ(ヒバリの母子と畑の持ち主;コウモリと二匹のイタチ ほか)
著者等紹介
吉村葉子[ヨシムラヨウコ]
神奈川県生まれ。立教大学経済学部卒業。生活文化研究家。20年間のパリ滞在中および帰国後も取材、執筆活動を続ける
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