アルカイダ―ビンラディンと国際テロ・ネットワーク

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  • サイズ B6判/ページ数 452p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062124768
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0022

内容説明

謎に包まれた超過激国際テロ組織の全貌!!英紙「オブザーバー」の敏腕ジャーナリストが中東、南西アジアを10年かけて現地取材。

目次

テロの影
アルカイダとは何か?
九月一一日、テロとイスラム
急進派
ムジャヒディン
英雄たち
過激派たち
テロ
求道者
母国
ハルツーム
闘い
世界的聖戦
ミレニアム計画
聖戦財団
「九月一一日」
反テロ戦争

著者等紹介

バーク,ジェイソン[バーク,ジェイソン][Burke,Jason]
1970年ロンドン生まれ。英国の『ロンドン・オブザーバー』紙、チーフ・リポーター。取材記事での受賞歴もある気鋭のジャーナリスト

坂井定雄[サカイサダオ]
龍谷大学法学部政治学科教授(専門は中東・中央アジア現代政治・地域紛争)。1936年生まれ。東京都立大学理学部卒業。1960~93年、共同通信記者。ベイルート、ジュネーブ支局長などを歴任

伊藤力司[イトウリキジ]
ジャーナリスト(国際問題)。1934年生まれ。東京外国語大学フランス科卒業。1958年共同通信社に入社、外信部、サイゴン、パリ、ハノイ支局長、編集委員、論説委員などを務めた
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感想・レビュー

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Ecriture

7
「アルカイダ」と名指される組織などなかった時代からアルカイダ(指針・原理・基地)を追ってきた英国ジャーナリストの記録。宗教ではなく喫緊の政治的課題・孤独(ホームシック)と性的不満・アメリカナイゼーションへの反駁などからテロ行為へのモチベーション推測する手つきには好感が持てる。21世紀のテロ行為の背景の複雑さに迫り、「アルカイダの中核」と呼ばれるものからの影響の有無をもとに一定の整理を試み、民主主義国へ向かう改革に解決を期待する。西側への批判も見られるものの、そのための犠牲を厭わぬ傲慢な部分も見られる。2013/04/02

ゆずこまめ

5
本を一冊読んだところで、簡単に理解できるような問題ではないですが、入口くらいには立てたような気がします。よく研究されているだけに、著者の西洋寄りの姿勢がちょっと残念。2014/01/30

belier

4
情報量多く、まとまり悪く、索引なく、読むのに苦労した。この本でも、ビンラディンはある時点まではただのいい人であったと思える。著者は、どちらかというとビンラディンは実行力あるテロリストを財力やネットワークなどで支え、ジハードのお墨付きを与えたりするのが主で、無垢の若者を自分の力で洗脳していたのではないと考えているようだ。この本が書かれた後、イスラム国が現れたりしているから、その見方で的を射ているだろう。ただし、解説にもあるように、西洋の傲慢さがその根本原因ではないかという考察まで、著者は至っていないようだ。2021/10/02

可兒

3
かなり研究されたようで詳しくかつそれなりに客観的だったが(特にビン=ラーディンについてのゴシップを片端から切って捨てたところは拍手)、「西洋の優越性」が出ていることには変わりないのが残念2009/06/26

金吾

0
アルカイダについておくらばせながらイメージアップを、図れました。2019/11/03

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