内容説明
岩波ホール30年(1974~2004年)の全上映記録!日本でのミニシアター運動の原点ともいうべき“エキプ・ド・シネマ”(“映画の仲間”の意)の活動と思い出を集約。知られざる世界の名画を先駆的に紹介し続けてきた岩波ホールならではの貴重な資料や情報満載。
目次
第1部 映画の仲間と共に生きて(高野悦子)(エキプ・ド・シネマ前史;エキプ・ド・シネマの誕生;順調な船出 ほか)
第2部 エキプ・ド・シネマ上映作品(1974―2004)(大樹のうた;大地のうた;大河のうた ほか)
第3部 資料編(短編映画・映像個展・シンポジウム等一覧;東京国際女性映画祭上映記録;受賞・受章)
著者等紹介
高野悦子[タカノエツコ]
1929年、旧満州に生まれる。日本女子大学卒業(社会心理学専攻)。52年東宝文芸部入社。61年パリ高等映画学院(イデック)監督科を卒業。68年岩波ホール総支配人に就任。74年からエキプ・ド・シネマを主宰し、世界各国の埋もれた名画の発掘・上映に力を注ぎ、ミニシアターの先駆けとなる。85年東京国際女性映画祭ジェネラルプロデューサー、97年東京国立近代美術館フィルムセンター初代名誉館長に就任
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