現代語感 1960‐2004 OUR DAY

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  • サイズ A4判/ページ数 222p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784062123969
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

目次

新選な異物の凝視(開高健)
富山治夫的運動(いとうせいこう)
写真
「連帯」(福田善之)
「路線」(曽野綾子)
「愁訴」(安部公房)
「許容」(飯沢匡)
「過密」(青地晨)
「価値」(花田清輝)
「賢人」(大江健三郎)
「転換」(井上光晴)
富山治夫、写真によるエッセーの試み(福島義雄)
現代語感の時代(富山治夫)

著者等紹介

富山治夫[トミヤマハルオ]
1935年東京・神田に生まれる。『女性自身』「朝日新聞社出版写真部」を経て1966年よりフリー。主な受賞―1965年日本写真批評家協会新人賞。1978年講談社出版文化賞。1980年日本写真協会年度賞。1981年芸術選奨文部大臣新人賞。1989年写真百五十年マスター顕彰。1995年日本写真協会文化振興賞。2003年紫綬褒章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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保山ひャン

1
え、このタイトルでこの写真?という組み合わせの面白い写真集で、それぞれのタイトルの単語をもとに、大江健三郎や安部公房、花田清輝、飯沢匡、青地晨などが短い文章を寄せている。「人間花壇」という表現は、面白いので早速ふだんから使うことにした。2015/04/24

内田高裕

0
かのカルティエ・ブレッソンも驚愕したという作品集。確かに鮮烈なイメージはカルティエ・ブレッソンと似ている。カルティエ・ブレッソンが悪だとすれば、この著者は善か。傑作とは、素晴らしい芸術ではなく、本物の芸術であると、おじいちゃんである大岡昇平は言ったが、その通りだ。この作品集は本物の芸術だ。高みに進んだ芸術家のみがなしえるわざだ。素晴らしいのではない、本物なのである。そこらへんをわきまえ、作家修行をしていきたい。2024/01/17

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