内容説明
大儒者清原宣賢の妻の生涯！みずみずしい室町ことば、自然と共振れする室町ごころ。高貴なる女人翠子を描く秀作。
著者等紹介
千草子［センソウコ］
本名小林千草。作家。成城大学短期大学部教授。１９４６年生。京都で少女時代を過ごす。佐伯梅友国語学賞につづいて、２００２年、新村出賞を受賞する
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感想・レビュー
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真理そら
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長い長い三部作なので一気に読むと疲れるが、なぜか元気も出る。作者は創作という場で研究者としては描ききれないものを思う存分書き込んだのだろう。作者の楽しんでいる息遣いが伝わりそうなところが魅力になっている。洛中洛外図についての大胆な創作（推量）がおもしろい。2017/06/04
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