出版社内容情報
大切な人をなくしたときに、悲しみをいやしてくれるのは、この詩かもしれない。
悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。
9.11米国、同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読した。
IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした24歳の青年が、“私が死んだときに開封してください”と両親に託した手紙の中に、この詩が入っていた。
女優マリリン・モンローの二十五回忌に朗読された。
朝日新聞『天声人語』が紹介し、大反響となった“死と再生の詩”作者不明の英語詩を、作家・新井満が日本語詩に。
新井 満[アライ マン]
翻訳
内容説明
悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。9・11米国、同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読した。IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした24歳の青年が、“私が死んだときに開封してください”と両親に託した手紙の中に、この詩が入っていた。女優マリリン・モンローの二十五回忌に朗読された。朝日新聞『天声人語』が紹介し、大反響となった“死と再生の詩”。作者不明の英語詩を、作家・新井満が日本語詩に。「千の風になって」をめぐる長編エッセイも同時収録。原詩/作者不明。
目次
英語原詩「千の風になって」
写真詩「千の風になって」
楽譜「千の風になって」
日本語詩「千の風になって」
「あとがき」に代える十の断章―死と再生の詩『千の風になって』は、いったい誰が書いたのだろう
著者等紹介
新井満[アライマン]
作家、作詞作曲家、写真家、環境ビデオのプロデューサー、長野オリンピックのイメージ監督など、各方面で活躍。1946年、新潟市生まれ。上智大学法学部卒業後、電通に入社。現在はチーフプロデューサー。小説家としては、1987年に『ヴェクサシオン』で野間文芸新人賞、1988年『尋ね人の時間』で芥川賞を受賞。日本ペンクラブ常務理事として平和と環境問題を担当している
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