内容説明
味と料理人を書いて20余年、おかしいと思うとすぐ店側にツッコミを入れるマスヒロ。受けて立つ料理人との丁丁発止。時に無視され、時に追い出され、悪戦苦闘ぶりが赤裸々に。そして選ばれた新旧名店のかずかず。いざ、マスヒロとご一緒に「食」の戦場へ。
目次
九月の食べ歩き
十月の食べ歩き
十一月の食べ歩き
十二月の食べ歩き
一月の食べ歩き
二月の食べ歩き
三月の食べ歩き
四月の食べ歩き
五月の食べ歩き
六月の食べ歩き〔ほか〕
著者等紹介
山本益博[ヤマモトマスヒロ]
1948年、東京都に生まれる。早稲田大学卒業。下町に育ち、とんかつと丼物が大好きという少年時代を送る。20代から、料理評論をこころざし、再三渡仏して、当時のフランス料理の最高峰を食べ歩く。1978年『ぼくの浅草案内』(小沢昭一著、現在ちくま文庫)で食案内を書いたのをきっかけに、1982年、画期的な飲食店ガイド『東京・味のグランプリ200』(講談社)を出版し、大きな話題をまく。それまでの食味評論が、趣味的なものであったのに対し、自腹で回って、辛口な評も辞さず、どんな店でも星の数でランク付けしたこの批評法は、その後の料理評論に決定的な影響を与えた
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