内容説明
古典を愛する心、自然を愛し人を愛する心が、華麗な絵となり、着物や帯を彩ります。草乃しずかが丹精込めて制作した、世界に1点だけの極上着物34点、帯35点が鮮やかに紙面を飾ります。草乃刺繍三十年の集大成。
目次
第1章 美術・音楽・文学との出会い(愛らしく気高くあれ―能衣装より紺地振袖;佳麗―能衣装より金通し淡紫地色留袖;流麗―能衣装より赤箔地袋帯 ほか)
第2章 人との出会い(艶美にして、優美なるもの―グレーぼかし地色留袖;咲き匂ひて花吹雪―赤紫ぼかし地訪問着・名古屋帯;恍惚―緑箔地袋帯 ほか)
第3章 「私」の存在から祈りへ(野菜の唄;布形見;父の想い出 ほか)
著者等紹介
草乃しずか[クサノシズカ]
日本刺繍作家。石川県羽咋市生まれ。フランス刺繍を森山多喜子氏に、日本刺繍を丹羽正明氏に学ぶ。着物、帯などに自らデザインした刺繍をする。NHKテレビ「おしゃれ工房」、テレビ朝日「徹子の部屋」などに出演。銀座日産ギャラリー、日本橋・横浜高島屋、銀座松屋、渋谷東急、銀座ミキモトホールをはじめ、たびたび個展、教室展を開催。手芸展への出品も多数。現在は東急BE(カルチャーセンター)やNHK文化センター、東京アメリカンクラブなどで指導を続けるかたわら、黒柳徹子さんや安達瞳子さんなどの、個性的な着物や帯を創作、提供する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。