内容説明
島本真人、17歳。会いに行こう、かつて僕を誘拐した女に!それは、新たな愛と事件の始まりだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
14
初めて読む作家の作品でしたが、愛憎どろどろの作品を描く方だと思っていたので、ちょっとイメージが変わりました。これ、2001年に雑誌に連載されていたのだけれど、真人がどうにも現代っぽくない。そりゃあ20年前の作品だから、現代っぽくないのはわかるけど、平成の高校生がタバコを吸い酒を飲み(誰も止めない)、ソウルミュージックを聞き、ダンスを踊る。(チークは知らなかったらしいが)どうしても真人が1960年代の高校生にしか見えない。で、帯の文章で煽るほどの大した事件ではなかったよ。全体的に肩透かしでした。2021/10/07
ねぎまぐろ
1
★★★2024/04/29
おいちゃん
0
幼き頃自分を誘拐した女を捜し歩きめぐりあい擬似親子を演じ安らぎを求める少年の物語2013/01/30
こころ
0
読みたいものがないのでたまたま手に取った一冊。主人公の真人と同じ生年だったから。かつて自分を誘拐した女に会いに行く、という題材は珍しくはないけどおもしろいものだと思う。けれども、惹き付ける力が足りない。読みやすいけど、文章力、表現力がいまいちなのかな。それから、“キッドナップ”がきっかけとはいえ、このストーリーではそれをタイトルにするのは合ってないのでは。初めて知って初めて読んだ作家だけど、この先話題にならない限りはあえて読まないだろう。2012/08/27
dra-wrappin
0
破壊、そして再生…。ラストはうまくまとまっていない感じがした。幼児誘拐がテーマ、というより、親子関係がテーマであろう。美佳は村上春樹の小説にでてきそうだな。安易に実写化されて、人気が出そうだが個人的にはやめた方が良いと思う。それにしても登場人物はたばこ、酒をのみすぎだろ(笑)2011/10/30