内容説明
諸葛孔明の生涯・文章・旧跡から、日中文人による評論・漢詩まで、孔明を全方向から検証、紹介。
目次
第1章 諸葛孔明の生涯
第2章 諸葛孔明の文章
第3章 評論編
第4章 諸葛孔明を詠んだ詩
第5章 史書・地理書に見える諸葛孔明の旧跡
第6章 日本における諸葛孔明像
第7章 諸葛孔明年譜
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年(昭和28年)、東京都千代田区神田の生まれ。1981年、国学院大学大学院博士後期課程単位修了。現在、二松学舎大学講師。朝日カルチャーセンター講師(史記を初歩から読む)
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感想・レビュー
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BIN
4
孔明ファン必読はちょっといいすぎか。第1章は孔明の生涯について正史と演義の違いも含め述べられ、第2章は孔明の文章、第3章がメインとも言うべき同時代人以降の評論、第4章は孔明を詠った漢詩(日中)、第5章が孔明の史蹟、第6章が日本における孔明像。評論は孔明をどう評価していたのか非常に興味深かった。歴代同じようなところをいろいろ評価していて、たまに悪かったところも指摘している。竹添井井の漢詩で「読書人になってはいけない。至る所で感慨多くなって涙しちゃうから」というのが印象的。吉田松陰や大正天皇まで漢詩を詠んでる2018/02/03
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