心臓外科医―僕が医療現場をあえて世間にさらけ出す理由

南淵 明宏【著】

講談社（2003/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 229p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062118903
• NDC分類 494.643
• Cコード C0047

内容説明

漫画『ブラックジャックによろしく』のモデルとして知られるＤｒ．南淵が、医療界の病巣を抉り、医師の責任と覚悟を問う。

目次

第１章　医師である根拠とはなにか（心臓外科医の一日；最初の手術がスタート　ほか）
第２章　日本の医療システムの表と裏（医師に対して芽生えた不信感；医師が患者さんに言う言葉　ほか）
第３章　困った医局員ととんでもない教授たち（大学医局はとても不思議なところ；医局部長は封建時代の藩主　ほか）
第４章　心臓外科医の隠れたる素顔（とかく怒鳴り散らす日本の心臓外科医；内科医と外科医の信じがたい確執　ほか）
第５章　国際レベルの心臓外科医を育てるＣＯＭＩＣ構想（心臓外科の改革が始まった；ＣＯＭＩＣがもたらす二つのメリット　ほか）

著者等紹介

南淵明宏［ナブチアキヒロ］
１９５８年大阪府生まれ。８３年奈良県立医科大学卒業。同大学病院、国立循環器病センターを経て、セント・ビンセント病院（オーストラリア）、国立シンガポール大学で心臓外科医としてのトレーニングを積み帰国。新東京病院などを経て、９６年大和成和病院に心臓外科を開設。現在、同病院心臓病センター長。年間２００例の心臓バイパス手術を執刀する日本屈指の心臓外科のスペシャリスト
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