内容説明
めげない家族の愛と侠気を描いた長編小説。
著者等紹介
島村洋子[シマムラヨウコ]
1964年大阪府生まれ。帝塚山学院短期大学卒業。証券会社勤務を経て、1985年コバルト・ノベル大賞を受賞して作家デビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
7
出産・結婚を機に高校を中退し、主婦となった主人公・咲子が、心機一転、娘と息子のいる学校に高校生として通い始めるような、かなり風変わりな家族の物語。大阪を舞台にし、夫婦や家族を取り巻くいろいろな問題や、わけのわからん侠気から高校生の恋愛までが散りばめられているせいで、何度か吹き出しそうになる場面も…。そういやぁ、島村 洋子さん初読み、でした!2012/12/10
ちょん
2
あ~面白かった。 何度も吹き出して笑った。 「明るく強く」生きていこうっていうメッセージが伝わった。 出版社/著者からの内容紹介 オカン、たよりにしてまっせ。 めげない家族の愛と侠気を描いた長編小説。 2009/05/20
2時ママ
1
読みやすくてあっという間に読み終わった。面白かった。2015/03/06
dakupee
1
けらけら笑いながらよんだ。面白すぎる。大阪弁だからよけい。家族それぞれの心の声もすごいよかった。娘の事が全然わからんという咲子さんのつぶやきがなんともつぼ。何度読んでも楽しい気持ちになれそうな本。これはお見舞いとかにぴったりかも〜。敵なんかみかたなんかわからんおばあさんも最高。2013/10/11
カオリヌス0327
1
心あったまる!!「これぞ大阪」「人情厚い、笑かしてなんぼ!!」の世界。文書が関西弁で関西人の私にはとにかくスラスラと読めて登場人物の台詞も抑揚と感情をこめて読むことができた。テンポも早いし、抜群の笑いでした。本を読みながら吹き出すという現象ははじめてだったかもしれない。どうやら続編もあるらしい、読んでみようかな。島村洋子さんの作品気になる。実写化された昼ドラ「家族善哉」の息子新哉は窪田正孝くんが演じてた。この本を手に取ったのはそれがきっかけ。ハートフルな本だった。2013/04/30




