内容説明
父のすべてを受け継いだ娘の壮絶な闘い!父の怨念を背に、圧倒的な人気、天性の表現力、底知れぬバイタリティーで旧態依然の政界に激震をもたらす真紀子。角栄の総理就任から三十年。天国と地獄を味わった父のそばで息を呑む権力闘争を見てきた娘の原点に迫る。
目次
第1章 角栄にあの娘あり
第2章 角栄の血を受け継ぐ者
第3章 父の怨念を乗り越えて
第4章 表舞台で吠えるお嬢
第5章 造反と批判の政治家
第6章 最強コンビ「小泉・真紀子」の誕生
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部卒業。大宅マスコミ塾第七期生。1970年、週刊誌の特派記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊誌に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、週刊誌を離れ、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている
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