目次
江戸という時代(江戸との出会い;教科書の江戸時代 ほか)
江戸の楽しみ(江戸のファッション;江戸庶民のおかず ほか)
江戸の暮らし(江戸川柳と結婚;江戸の農地 ほか)
言葉と江戸(西郷銅像の碑文;受け身形にこだわる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
46
最近、時代小説を読んでるので、参考になればと、気まぐれで借りましたが、予想以上に良くできた本で江戸について知識が増え、ありがたい。2017/06/09
ドナルド@灯れ松明の火
18
タイトルは「まかない」だが食事関連以外にも、江戸時代に著された書物を検証し、誤った時代観を補足したり・覆す事実がたくさん書かれていて非常に興味深い。特に江戸の階級別宅地比率の誤り指摘、木戸にはほとんど戸がなかったとか説得力のある記述が満載。言葉の問題「こだわり」に関する指摘もかねがね苦々しく思っていたので激しく同意したのであった。高校の日本史の先生には必読書と言える。時代小説好きにはお薦め2017/07/12
Mai Ishibashi
9
神保町の古本屋できまぐれに手に取ってみた一冊。江戸時代の庶民の暮らしで間見ることができます。「なすの刺し身」、「タンポポ味噌和え」、「いわしのぬた」とか食べたことのない品々の名前もあって、いろいろ想像力を掻き立てられました。でももっと図解があってもよかったかな?2014/01/19
ゆぅ
2
庶民の食事を探ったり、着物と帯の流行の話、婚礼の話、木戸の話、ジャンケンの様な拳の話、面白い話ばかりであっという間に読み終えました。絵も沢山載っています。発見が多かったです。お勧めの一冊。2018/10/20
Humbaba
1
時代が変われば今の常識というのは通用しなくなる。だからこそ現在の考え方をそのまま持ち込んで理解しようとしても理解できないことも多くある。そもそも残っている記録がすべて正しい保証もないが、そのうえで間違った理解をして解釈していてはどんどん正解からは外れていってしまう。そうならないようにするためにもそれぞれの時代においてどのような常識があったのかを考えておくことは必要になる。2025/05/05
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