内容説明
「聖戦」vs「報復」真の正義とは…?なぜ西欧キリスト教世界を憎むのか。どんな思想を唱えているのか。その成長過程と現在の状況、文明の衝突などをQ&Aで紹介する。
目次
第1章 イスラム原理主義とは―反西欧への傾斜
第2章 近代原理主義の台頭―ムスリム同胞団の影響
第3章 シーア派イスラム―イラン・イスラム革命の成功
第4章 アラブの団結と中東戦争―パレスチナでの衝突
第5章 湾岸戦争の記憶―ビン・ラーディンに芽生えた反米感情
第6章 アフガニスタンとタリバン誕生―大国による争奪戦
第7章 イスラムのシステム―原理主義の法解釈
第8章 現代世界におけるイスラム―世界文明の対立
第9章 文明としてのイスラム―西欧支配への反発
著者等紹介
小滝透[コタキトオル]
1948年京都生まれ。1974年金沢大学法文学部中退。1979年サウジアラビア王立リャド大学アラビック・ラングウェッジ・インスティチュート卒業。平成12年に新聞に連載された「イスラーム物語」が好評を得る。第2回、第9回毎日21世紀賞受賞
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