内容説明
日本人の多くはまるで熱病に冒されたようにバランス感覚を失い、株高や土地高が永遠に続くという幻想に取り憑かれていた。空前の「日本の絶頂期」、個人や企業の行動原理に何が起こったのか?「栄光と狂乱の時代」を招いた真因は何であったのか?―歴史的視点から総合的・多角的に検証する。
目次
バブルの興亡
熱病と業病
日米金融摩擦
中曽根民活
長期低金利
ブラックマンデー
証券の腐食
アメリカ買い
財テクブーム
踊るマネー
平成元年の変
バブル潰し
危機の幕開け
銀行の転落
大蔵省の綱渡り
神話崩壊
A級戦犯
バブルの教訓
著者等紹介
塩田潮[シオタウシオ]
1946年、高知県生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、『文芸春秋』記者などを経て、83年に独立。同年、『霞が関が震えた日』で第5回講談社ノンフィクション賞受賞
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