どうして男は、そんな言い方 なんで女は、あんな話し方―男と女の会話スタイル９ＴＯ５

タネン，デボラ【著】〈Ｔａｎｎｅｎ，Ｄｅｂｏｒａｈ〉/田丸 美寿々/金子 一雄【訳】

講談社（2001/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 238p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062106214
• NDC分類 143.1
• Cコード C0098

内容説明

そうか！そうだったのか！どこのオフィスにもある男と女のギクシャク、これで解消！言語学者タネン教授のベストセラー。

目次

第１章　女と男が職場でしっくりいかない理由
第２章　こんなにちがう！女の感じ方、男の考え方
第３章　女はなぜ、あいまいな表現をするのだろう
第４章　職場は目に見えないバリアだらけ
第５章　悩める「女ボス」たち
第６章　上司、同僚、部下、みんな大変
第７章　「野獣」と「魔女」がいる職場
第８章　会議での話し方は、組織社会の縮図

著者等紹介

金子一雄［カネコカズオ］
１９５４年、東京都に生まれる。東京外国語大学を卒業。訳書には『名言は力なり　悪魔のセリフ』『わが子が、がんになったとき』（以上、講談社）、『お茶の巡礼』（河出書房新社）、『太陽と風の航海誌』（翔泳社）などがある

タネン，デボラ［Ｔａｎｎｅｎ，Ｄｅｂｏｒａｈ］
ジョージタウン大学教授。言語学者。１９７３年、ささいな言葉のやりとりがきっかけとなり、離婚。その離婚を機に、言語学の勉強をはじめ、現在に至る。その研究は、アメリカ本国はもとより海外にも知られ、ロックフェラー財団や全米科学財団などからも支援を受けている。研究成果は、世界各国での講演をはじめ、「ワシントン・ポスト」紙や「ニューヨーカー」誌などの新聞・雑誌、また「トゥディ・ショー」などのテレビ番組を通じて、多くの読者や視聴者のもとにも届いている。著書には「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに４年間も載り続けた『わかりあえない理由』『「愛があるから…」だけでは伝わらない』（以上、講談社）などがある

田丸美寿々［タマルミスズ］
１９５２年、広島県に生まれる。１０歳までサンフランシスコに在住。東京外国語大学を卒業。プリンストン大学大学院に留学。ＴＢＳ系「報道特集」でニュース・キャスターとして活躍中。訳書には『わかりあえない理由』（講談社）などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みーあ]

会議での男性との会話のちぐはぐさ、分かり合えなさを明文化してくれていて、楽になった。でどうするかというと、「実績と信頼が強い味方」というのは長期戦になるなー。あと入念な準備が必要かな？

2017/08/10

[桜]

本を読んでみて、私は時と場合により、男女それぞれの方法を使い分けていたんだなと（笑）今日女性の社会進出や管理職が騒がれていますが、男性優位であったと思われる社会が変わるためにも、こういう本は是非参考にしていただきたいなと思います。ちなみに私の周りは議論も割と女性が強くて、少しずつですが変化を感じています。

2015/07/29

[のみちゃん]

私の会話スタイルのベースが男性的であり、男性と対等に話し合おうとしたために男性を不快にさせたのだとわかった。「器の小さい…」と馬鹿にするよりも、私が女性であることは事実なのだから、新スタイルで接することが良いだろう。良い本に出会った。

2012/08/28

[ともあきほ]

男性と女性の話かたの違いは参考になる。以前読んだほどのｲﾝﾊﾟｸﾄはないが

2004/06/05

[まりこ]

男性が多い職場の中でうまく立ち回るにはどうしたらよいかヒントを得るために手に取る。10の会話儀礼には納得。男と女の会話スタイルを知る。女性同士の会話にも大いに参考になる。社会ではいい意味でも悪い意味でも女性らしさを求められることが多いけれど、いいとこ取りできるよう、普段から会話スタイルを意識していきたいと思う。実績も信頼も会話も日々の積み重ね。

2019/06/30