宇宙で気がついた人生で一番大切なこと―宇宙飛行士からの、家族への手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062106191
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0098

内容説明

ロシアの宇宙ステーション『ミール』に乗り組んだ一人のアメリカ人宇宙飛行士にとって一番の気がかりなことは、地球に残した生後一歳二ヵ月目の幼い息子のことだった。飛行士は『ミール』からNASAの『World Wide Web Site』を経由して、せっせと息子にeメールを書き送った。それをまとめたものが本書である。渺渺たる宇宙空間を舞台にした、一編の壮大で心温まる愛情物語。

目次

父の決心
宇宙ではみんな子ども
宇宙より大きいもの
おまえのルーツを教えよう
パパの業績のなかで「ピカイチ」
地球上で生きるためのアドバイス
たがいに頼り合うことの意味
パパと同じ人生なんていらない
いっしょに、この宇宙で
いっしょに空を見上げよう〔ほか〕

著者等紹介

リネンジャー,ジェリー[Linenger,Jerry]
1956年生まれ。デトロイト出身。海軍兵学校を卒業後、医科大学修了。その後、海軍で航空医学を研究し、フィリピンで艦隊勤務に就く。疫学とスポーツ医学の研究にたずさわったあと、NASA(アメリカ航空宇宙局)に配属される。「スペース・シャトル・ディスカバリー」で最初の宇宙飛行を経験し、1997年1月から5月まで、アメリカとロシアの合同宇宙ステーション「ミール」にて、各種の科学的、化学的実験を実施。同時期に妻のキャスリンは、モスクワ郊外の宇宙基地があるスター・シティで宇宙飛行士の訓練に当たった

野沢博史[ノザワヒロフミ]
青山学院大学文学部英米文学科卒。訳書に『ホワイトハウスに棲む幽霊』(M・ノーマンほか著、集英社文庫)『IRA潜入逆スパイの告白』(M・マガートランド著、ぶんか社)『ザ・ウィナーズ』(P・ライリー著、講談社)など、著書に『「愛の言葉」を英語で言えますか?』(光文社)などがある
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感想・レビュー

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あつ子🐈‍⬛

6
実家の本棚発掘本。1997年。宇宙ステーション「ミール」で働くアメリカ人宇宙飛行士が、地球に残してきた生後1歳2ヶ月の息子にあてて送り続けたeメールを書籍化したものです。 私たち読者は、ただ淡々とひとりの父親が息子への愛を綴ったものを読まされるのですが、なんだかとっても良い…心が洗われます。 「おやすみ。いい子でいておくれ。だけど、冒険心もなくすんじゃないよ」「このちいちゃなフーリガンめ!」「おまえはパパの誇りだ」「いつも見守っているからね」 …地球から遠く離れても、消せない親子の愛の輝きなのです。2021/12/12

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