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内容説明
本書は、「人間のミス」がかかわる事故について、事例を六つ示したものである。
目次
第1章 南極のホワイトアウト、雪の斜面へ
第2章 燃料が切れ、エンジン停止
第3章 進入手順の無視、オーバーラン
第4章 空中待機七七分、尽きた燃料
第5章 窓が飛散、機長の上半身が機外へ
第6章 レバー誤操作、名古屋空港の墜落
著者等紹介
加藤寛一郎[カトウカンイチロウ]
1935年、東京に生まれる。1960年、東京大学工学部航空学科を卒業し、川崎重工業に入社。その後、アメリカ・ボーイング社を経て、1971年に東京大学工学部航空学科助教授、1979年に同学科教授となり、1996年、同大学名誉教授。工学博士
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感想・レビュー
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Tanaka9999
2
墜落シリーズの最終巻。「人間のミス」という題だが「はじめに」にもあるように今までの話にも人間のミスが存在する。この墜落シリーズの前半はそうはあまり感じなかったのだが、作者の批評がほとんどまたは全く書いていない。章の最後のまとめもないため、唐突に終わっているように感じてしまうものもある。著者の意見などを書かないという意図はわかるのだが、まとめの一言ぐらいはあってもよかったかも。2019/06/28
ひろぺん
0
墜落全十巻の最終巻。執筆開始当初からの変更、特に自己の大分類について触れられている。このシーリーズ、とにかく事実(報告書)に基づいており、読んでいて迫力がある。