宿命(リベンジ)

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宿命(リベンジ)

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344038639
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

俺たちは大事な約束を忘れていたよな。
刑罰では拭いきれない加害者への憎しみ。
二人きりの兄弟が選んだのは“仇討ち”だった――。

検事の兄、沖仲士の弟――
人生を賭けた「大仕事」の、哀しくも美しい結末
「当たり前の話だよ。俺がこの手であの男を殺して親父の仇を討つ」
と言いながら机の引き出しの鍵を開けると、中から六連発のリボルバーを取り出してみせた。息を呑む俺に悪戯っぽく笑うと、
「検事の役得でね。今まで百発は試させてもらったよ。お前の空手よりも心強いぜ」
と手にしたものを翳して笑ってみせる兄貴を、俺はまじまじ見直していた。
(『宿命』より)                                                                                                                                                                鮮烈、圧巻、陶酔のハードボイルド
円熟の筆致で描き出す「男の美学」。表題作と『流氷の町』の2編収録?

内容説明

俺たちは大事な約束を忘れていたよな。刑罰では拭いきれない加害者への憎しみ。二人きりの兄弟が選んだのは“仇討ち”だった―。鮮烈、圧巻、陶酔のハードボイルド。円熟の筆致で描き出す「男の美学」。表題作含む二編収録!!

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)、ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラーランキングで総合第1位に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

193
石原 慎太郎は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、思いっ切り昭和のハードボイルド、弟故石原裕次郎ではなく、小林旭が主演しそうな感じでした。ノスタルジックで、フォントも大きく、行間もスカスカな高齢者向けエンタメでしょうか(笑) https://www.gentosha.co.jp/book/b13972.html2021/12/12

いつでも母さん

162
非常にスラスラと読み易い。字の大きさと行間のゆとり、ページ数の少なさ故だ。石原慎太郎、何故書く?ドーンと腰を据えて書きたいものだけを精魂込めて書けばいい。正直そんな感じの読後感。作品は・・だからどうした!って何を偉そうにの私ではあるが(汗)私の読み取る力が足りないのか?担当者も出版社も作家ご本人も、本当にこれで良かったの?と問いたい感じだった。【辛口御免】2021/11/17

日の丸タック

29
昭和の男の生き様。 平成、令和とドライでクールに物事に関わる。 男としての矜持に自分の人生の全てを捧げる。泥臭い不器用な生き方だが、それ以外に道を知らず、進むのに迷いがない。 ある意味男の生き様としては最高に輝く!2021/11/24

金吾

21
△登場人物の人物描写が浅すぎるため話に入っていけませんでした。また余りにも刹那的すぎるようにも思えました。2023/06/20

BluePlanet

10
★3.0(3.0)2021年10月発行。亡くなる4ヶ月前に発行。発表されたのは宿命が2021年4月、流氷の町が2020年7月。なんか89歳で書いた小説なのだろうか?ちょっと内容が薄っぺらいような・・。エッセイやノンフィクションを書かせれば素晴らしいのに今回は残念な小説。だけどエッセイも結構同じようなことが何度も出てきますね。著者は、小説家というより政治家や実業家に専念していればもっと素晴らしかったのでは?それにしても、著者の若い頃からの交友関係は素晴らしいですね。2023/07/19

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