江戸方の女

江戸方の女

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062105521
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

生きることは許すこと。江戸の町に交錯する女たちの想い。ご一新の女たちの時代小説集。

著者等紹介

林えり子[ハヤシエリコ]
1940年、東京市本郷区湯島生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。戸板康二に師事。雑誌編集者を経て、作家活動に入る。著書に「愛せしこの身なれど―武久夢二と妻他万喜」(新潮社)、「ぶんや泣き節くどき節―新内岡本文弥一代記」(朝日新聞社)、「結婚百物語 正続」(河出書房新社)「この人たちの結婚―明治大正名流婚」(講談社)、大衆文学研究賞を受賞した「川柳人川上三太郎」(河出書房新社)「田舎暮らしをしてみれば」(集英社)などの他、近刊に「東京っ子ことば抄」(講談社)、「福沢諭吉を描いた絵師―川村清雄伝」(慶応義塾大学出版会)がある
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感想・レビュー

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山内正

3
神田川を鷹羽の幟で花街へ旗本成島柳北が遊びに来る。 深川芸者お蝶に身請けさせ柳原有待舎を立てお城に登るが外交の不安から横浜で騎兵奉行となる。 慶喜が失脚し官軍が江戸へ来るから 娘夫婦と妻は静岡へ移るが病に倒れ 妻がお蝶に看病して欲しいと願う 明治になり柳原も変わり人の話に 本妻がお蝶に看取られて亡くなったと聞かされた。2019/01/29

星落秋風五丈原

2
福沢諭吉、川路聖謨らの妻や、新撰組・谷周平の母、山路愛山の祖母、そしてもう一人の和宮。彼女達は江戸から明治への激動の時代を鮮やかに生き抜いた女達の思い。歴史の表舞台には決して出ることのない維新の女達の秘められた物語。2005/11/18

Akemi Na

0
32017/06/14

山内正

0
広島藩女中の佐登は縁談を上役瀬川に相談した何度も妻を変えた川路は江戸城が燃え再建造営掛に起用され婚儀を急いだ、何年かして瀬川と再会し川路は蟄居を命じられたが 通商条約を結ぶ為再要請された 小納戸になり勤めるがある日将軍に君の有るべき事を奉じやがて辞職 隠居して六十四で中風となる  大政奉還があり夫は自刃する 残された佐登は孫の為屋敷を変え 育てる決心をする。2019/02/05

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