ザ歌舞伎座

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 37cm
  • 商品コード 9784062104920
  • NDC分類 774
  • Cコード C0074

内容説明

生誕400年を目前にした世界に誇る日本文化の華、歌舞伎。その殿堂、歌舞伎座の内深くまで分け入り、篠山紀信が8×10で余すところなく写し撮った画期的写真集。

目次

歌舞伎座正面
初春歌舞伎座
絵看板
壇浦兜軍記阿古屋琴責
物故俳優写真
子役楽屋
三階名題下楽屋
歌舞伎座大屋根
壇浦兜軍記阿古屋舞台裏〔ほか〕

著者等紹介

篠山紀信[シノヤマキシン]
1940年東京生まれ、写真家。小・中学生のとき、芝居好きな母親に歌舞伎座や明治座へ歌舞伎や新派を観に連れて行かれた。多感な少年期に観たそれらの鮮烈な舞台イメージは強く記憶として残るが、それが自分の人生に反映するような生き方にはならなかった。歌舞伎との決定的な再会は、70年、今から30年前の玉三郎との出会いによってである。雑誌『芸術生活』の歌舞伎特集の写真取材で、三島由紀夫作『椿説弓張月』の白縫姫を演じる玉三郎を見て、妖しい光芒に魅せられて以後30年以上の付き合いがはじまる。72年には二人の初めての写真集『女形・玉三郎』(講談社)を刊行、同名の展覧会により芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。以後78年『坂東玉三郎』(講談社)、81年『坂東玉三郎・冬の旅』(講談社)、84年『紐育の玉三郎』(マツダ)、88年『坂東玉三郎の世界』(朝日新聞社)と、撮りためた作品を写真集として発表し続けた。今回の写真集は、歌舞伎座に特別な思いと愛着を持つ玉三郎の案内により、8×10の大型カメラでくまなく記録したまったく初めての画期的写真集である

坂東玉三郎[バンドウタマサブロウ]
1950年東京生まれ、歌舞伎俳優。56年14世守田勘弥の部屋子となる。翌年坂東喜の字を名乗り、『寺子屋』の小太郎で初舞台。64年、勘弥の養子となり、歌舞伎座で玉三郎を襲名。以後次々と大役を演じ、注目を集める。82年から3度のアメリカ公演をはじめ、世界中で歌舞伎俳優として、舞踊家として、映画監督として、演出家として幅広く活躍している
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感想・レビュー

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筋書屋虫六

0
歌舞伎が大好きになったことの大きな要因は、「歌舞伎座」という空間で贅沢な半日(時に1日)を過ごす快感を知ってしまったから。その歌舞伎座が来年4月で取り壊されると思うと、とにかく残念。役者さんや裏方さんにとっても、観客にとっても記念の1冊になるのでしょう。できれば、歌舞伎座の建築的な構造なども入れ込んで欲しかったというのと、地方さんの楽屋ってないのかなぁ?というのが疑問でした。取り壊しの前に見学会をやって欲しいです。2009/07/31

まめはち

0
第4期歌舞伎座の写真集。俳優さんはもちろんのこと、地方、大道具、小道具、床山、小裂、頭取(鴨志田文雄さん=馬の足、音真似名人だった中村仲太郎さん)や狂言作者の竹柴正二さん、そして口番さんまでもが登場人物としてお名前が紹介されていて、嬉しくて涙が出ました。歌舞伎座を支えている方々を余すことなく紹介している写真集が残っていることは本当に貴重なことです。個人的には、付け打ちの芝田正利さんの舞台を見つめる真剣な眼差し、阿古屋琴責の集合写真、猿源氏の勘三郎さんと玉三郎さんのツーショットが特に好きです。2019/06/30

Rina Niitsu

0
116頁。 以前の歌舞伎座の雰囲気を伝えてくれる今となってはとても貴重な写真の数々を篠山紀信さんの撮影で堪能出来るとても豪華な写真集でした。坂東玉三郎さんのご案内で大道具さんや床山さん方のお仕事場やとんぼ道場など、普段は拝見出来ない場所のお写真も掲載されており嬉しいです。また、楽屋や花道から客席を見たお写真も印象に残りました。2018/06/01

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