内容説明
このままでは松下電器は10年もたない!?企業風土が企業の死命を制する。戦略なき経営に未来はない。「ジャパニーズドリーム」を体現した世界に通用する二大企業を徹底比較し、日本企業すべての生存の条件をさぐる。
目次
プロローグ
第1章 創業者精神はどこへ行ったのか?
第2章 「技術のソニー、販売の松下」の神話
第3章 松下の驕り、ソニーの危機
第4章 未完の山下革命と出井の再生革命
第5章 世襲という名の負の遺産
第6章 “異端”を活かす人使いの妙
第7章 二十一世紀を生き残るための経営戦略
エピローグ
著者等紹介
立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年、北九州市生まれ。1978年、中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者、週刊誌記者等を経て、1988年に独立。現在、ノンフィクション作家。主な著書に『復讐する神話―松下幸之助の昭和史』(文芸春秋、文春文庫)、『地方の王国』(プレジデント社)、第十五回講談者ノンフィクション賞受賞の『覇者の誤算(上・下)』(日本経済新聞社、講談社文庫)、『ふたつの西武―揺らぐ兄弟の王国』『井深大とソニースピリッツ』(以上、日本経済新聞社)、『三和銀行香港支店』『ソニーの「出井」革命―リ・ジェネレーションへの挑戦』(以上、講談社)などがある
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