内容説明
「悪いこと」を「平然と」やる人が、なぜ続出するのか!?社会のルールより、自分のやり方が優先する「犯罪者特有人格」。かぎりなく自己中心的な彼ら独自の思考パターンに精通した臨床心理学者が、その驚くべき実像に鋭く迫る。
目次
序章 減らない犯罪
第1章 犯罪者人格とふつうの人格
第2章 親に平気で嘘をつく
第3章 自分から悪い仲間に加わっていく
第4章 とことん学校を嫌う
第5章 仕事は権力だと思っている
第6章 他人は自分のために存在する
第7章 精神科医もだます
第8章 刑務所の影響力
第9章 心の奥の自己イメージ
第10章 犯罪者への一般通念は正しいか
第11章 更生か、処罰か
第12章 犯罪者を変える
第13章 正しい矯正へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蛭子戎
1
悪いやつはそもそも産まれつきなもので環境から悪くなるんじゃないという主張の本。しかしエビデンスみたいなものは出てこないでひたすらちゃんとした家庭に産まれて悪人になり懲役後も更生出来なかった実例が出てくる。しかしサカキバラもアキバ加藤も普通の家庭だが機能不全だったことはよく知られた話で悪環境が外見からわからないことも多いのだが専ら悪環境とは経済的な困窮や明らかな暴力のみに求めてしまうのはどうなのか。それと対策のプログラムがどうして有効なのかこちらもエビデンスが弱かった。2016/11/19
風来人麺麺
0
考えがかなり偏ってる。 2011/08/03