ユースセレクション<br> 穴

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ユースセレクション

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062096454
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ニューベリー賞ほか多数受賞の、痛快な物語いじめられっ子のスタンリーは、無実の罪で砂漠の中の少年院にぶちこまれ、《人格形成のため》の穴掘りを強制されるが……。どん底からの大逆転が爽快な冒険文学

内容説明

「まずい時にまずいところに」いたために、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。スタンリー(イェルナッツ四世)は、無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の地に“穴”を掘る毎日。ある日、ついにスタンリーは、どこかにあるかもしれないイェルナッツ家の“約束の地”をめざして、決死の脱出を図るのだった。五代にわたる不運をみごとに大逆転する少年。ニューベリー賞、全米図書賞ほか多数受賞。おなかの底から元気がわいてくる冒険文学。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

45
不運な一族の4代目、スタンリーが冤罪で放り込まれた砂漠の強制労働キャンプでは、意味もなく毎日1.5mの直径と深さの穴を掘るのが日課だった。慣れない重労働に耐えながら、次第に馴染んだスタンリーは同じ班の文盲の黒人少年ゼロに読み方を教えることに。しかし、それも束の間、ゼロは脱走して行方不明となり、スタンリーもまた脱走を図るのだった。次第に明らかになる家族の歴史、キャンプの目的、そして窃盗事件の真相。危険を犯してキャンプに戻ったスタンリーを待ち受けていたのは・・・カタルシスはあるけど、とにかく喉が渇く小説です。2021/03/01

たまきら

38
無実の罪で「少年矯正キャンプ」へ送り込まれた少年。理不尽な人々、不可解な「穴を掘る」毎日。挿入される謎めいた過去の出来事…すべてのお話が最後にいっぺんにドミノが倒れていくかのように怒涛のクライマックスに向かう部分の痛快さがたまらなかったです。かなり残酷な話なのに、汚れたものがすべて最後に吹っ切れる爽快感がたまりませんでした。面白かった!読み友さんから。2019/10/18

雪丸 風人

26
ジャイアンの体にのび太の心、ではないのだけど、太っちょで友人ゼロのいじめられっ子という少年の物語です。無実の罪で根性キャンプに行くことになった主人公。そこでは過酷な環境の中、ひたすら穴掘りを課されますが、やがて彼は地面を掘り返す本当の理由が不良少年の更生などでないことに気づきます。自分のことが大嫌いだった少年が鍛えられ逞しくなり、友を助けることで自信を得るという展開が心地よいですね。希望を失わず、つらい状況を利用して精一杯頑張ることで道は開ける。そう教えてくれる本です。(対象年齢は12歳以上かな?)2020/01/07

FOTD

25
10年以上前に楽しく読んだ本。再び、この表紙に出会ったので手にとった。毎日毎日、矯正施設で穴を掘ることになってしまった少年Stanley Yelnatsの物語。ひいひいおじいさんの時代の出来事と現代の出来事がつながったり、砂漠の厳しい自然環境、神の親指の岩、ザブンと呼ばれる瓶詰め、黄斑トカゲ、タランチュラ、タマネギ、メアリ・ルー、所長、弁護士、ゼロとの友情、etc. 読んでいてワクワクする楽しい読書だった。何世代も歌い継がれてきたあの唄はどんなメロディなのだろう?  2020/03/05

ぱせり

25
とことん運の悪い少年の逆襲(?)が始まる終盤のおもしろさ。代わり映えしない風景、代わり映えしないノルマ、時々挟まれる昔々の挿話すべてが、物事を収めるべきところに収めるべき鍵になっていくあたり、ほんとパズルみたい。お見事!としか言えません。2010/02/13

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