内容説明
イラスト、写真350点余収載。NHK、民放テレビでおなじみの自然観察の達人が、身近だけど不思議な世界をウォッチング。
目次
1章 ようこそ海辺へ
2章 干潟―どろんこの楽園
3章 磯の世界はミクロ・ハビタット
4章 砂浜―生き物には過酷な世界
5章 コーストウォッチング入門
6章 日本の海辺自然の保護のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
orangepelican
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一般向けの本で、日本の海辺の生き物をこれほど分かりやすく書いた読み物は他に知りません。これから海辺の観察をしたいという人や、海辺の生き物に興味を持ちはじめた人が知識を身につける入口として最適な良書だと思います。モノクロですが写真や親しみやすい挿絵も豊富です。読んでると海に行きたくなってきます。日本の海辺の保護について書かれた章では、日本人ではないからこそ気づくような視点もあり勉強になりました。Rカーソン著「海辺」の日本版にもっとも近い著書かな、と思います。2013/11/17