内容説明
日本官僚機構はじまって以来の大革命「省庁再編」によって、1府12省庁はどんな役割を与えられるのか。規制緩和、地方分権などで官僚の仕事と権限はどう整理されるか。根本から変わる21世紀の役所と役人の姿を詳解する。
目次
今、なぜ、行政改革か
省庁再編で役所はこう変わる:強い内閣が日本の「政と官」を変える
財政投融資は市場原理に淘汰される
民営化、独立行政法人で何が変わるか
規制緩和は経済再生の切り札だ
「地方からの行政改革」が始まる
行政評価と情報公開で「地域独立」を実現する法
「設置法」改革で官僚の裁量権限は消滅する
日本を「情報公開国家」にさせてはならない
座談会 行革はどこまで進んだか(日下公人;諸井虔;水野清;田中一昭)