出版社内容情報
北極の氷山が南極大陸まで大西洋を大冒険!冒険好きで好奇心いっぱいの氷山ルリは、クジラや風たちの助けで、北極圏から大西洋を横断して、南極まで大航海! 海外12言語で刊行のUNICEF協賛絵本! 小学初級から
内容説明
この物語の主人公は、ルリという名の氷山です。2万年も氷床の中にいたルリは、やっと氷山になりました。「南の果ての氷に会いたい。」ルリは思いました。さあ、ルリの大航海がはじまります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
7
北極から南極まで、氷山ルリの大航海は、地球環境のことを様々に考えさせてくれます。 極寒の地から極寒の地への長旅は、赤道を越え、まさに身を削る思いの旅です。 氷山ルリはいろんな生き物や、自然環境と遭遇します。 その様々なものたちが、地球の家族たちです。 共に生きることの大切さが伝わって来ました。 この絵本を読むにあたり、同一タイトルの音楽CD を知り、聴きながら絵本を読みました。 とてもスケールの大きな世界を体感出来ました。2016/06/24
ヒラP@ehon.gohon
6
福祉事業所で読み聞かせしました。 2018/08/10
ふぁんと
1
地球って大きいのだな、世界って知らないことだらけなのだろうなと感じる。やや長めなので、小さい子には何度かに分けて読むと、一緒に冒険を進めている気分も味わえて楽しいようだ。氷山が主役というのも面白かった。絵もリアルで、色々な動物が出て来るし、自然現象も出て来るので、勉強にもなる。自然の大きさや優しさも話の中に折り込まれ、同時にルリの成長物語にもなっているので、多方面から楽しめた。成長するって、大変だけれど楽しいこと。そして、(大体が)周りの存在のお陰であるもの。2015/03/31
不以
0
綺麗だった。なんとなく浪漫がある。2013/09/24