目次
第12章 政治家の運勢は一瞬の判断が将来に影響する
第13章 激しい党内抗争が教訓で「和の政治」を目指す
第14章 内閣発足当日まで応諾しなかった官房長官就任
第15章 省庁統合の難しさを痛感する
第16章 選挙制度と税制の改革に悪戦苦闘
第17章 緊急事態に縦割り行政の弊害
第18章 田中派の分裂から後継総裁指名までの真実
第19章 政治改革のうねりと世代交代の波
第20章 自衛隊派遣、死刑制度、検察人事に物申す
第21章 自民党政権の崩壊から連立政権への道程
第22章 改革が中途半端に終わることを何よりも恐れる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お気楽になりたいお気楽さん
2
政治、政界の話がほとんどだった。「総理大臣の権限というものは、閣議で決定したことについてしか各省大臣を指揮監督できないことになっている」「日本には昔から、軍隊をつくるとき、槍の穂先だけしか考えないという欠点があるのではないか」「僕は党の改革は中でやれということで終始一貫している。出ていって、外からワーワー言っても意味はない。中からひっくり返してしまえということですよ」☆☆☆2020/03/06
chinayo
1
歴代の政治家の名前がたくさん出てきた。昔も今も野党の資質が問われる。2019/03/06
akanishi
0
第17章の、縦割り行政の弊害、内閣機能強化のあたりが参考になりました。後藤田五訓もいい。五訓について「私は忘れておった。そんなこと言ったことがない、と言った」ととぼけるところもすごい。2011/04/22