赤瀬川原平の名画探険<br> 赤瀬川原平の名画探検 ルソーの夢

赤瀬川原平の名画探険
赤瀬川原平の名画探検 ルソーの夢

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  • サイズ A4判/ページ数 63p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784062090131
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0071

出版社内容情報

素朴派の代表画家アンリ・ルソーのへんだけど魅力的な世界。不思議世界の魅力を代表作52点から探る。

内容説明

素朴派の代表画家アンリ・ルソーのヘンだけど魅力的な世界。代表作52点。

目次

幻想風景―夢の模型
パリ風景―夢の中へ
肖像風景―観念のリアリズム
密林世界―超素朴の力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

35
元祖ヘタウマのルソーになぜ惹かれるのか確かめたかった。赤瀬川氏は正解でなく「好き」から入る。「好き」を実感するにはこの絵の大きさが必要。改めてじっくり観た。多視点が混在して遠近感は狂い、目くるめく感じ。『眠れるジプシー女』は着衣の錯綜した色の列、眠る人と見つめるライオンに吸い寄せられる。密林シリーズは、色んな葉がみっしりと正面向きで息苦しく、田中一村のようだ。中でも『夢』『女蛇使い』にはゴッホの『星月夜』に通じる生命力を感じた。総じて、異様なほどの真面目さが笑いと共に悲しさを誘う。解説が自由で楽しい。2024/02/05

detu

23
楽園のカンヴァス、を読んでじっくり見てみたくなったもので。前衛、キュビズム、抽象の認識がある現在。それでも見知らぬ画家さんがこれらの絵を展示していたら、なんと思うだろうか。芸術とはかくも難しい。2020/07/01

Mirror

18
ルソーの真面目さ絵を描くことの好きさが赤瀬川さんの語りで更に楽しく見ることができました。2024/08/20

kinkin

15
ルソーの絵は好きです。熱帯経験のないルソーがこんなに熱帯を素敵に描けたのは、すばらしい想像力の持ち主だったのでしょう。気がついたのは、 ルソーの絵、空がどれもいい感じだということ。2014/02/21

えり

14
ルソーの魅力を“しょうがない”と語る赤瀬川さんの表現が、前からなんとなく自分が持っていたルソーのイメージにしっくり当てはまった。幻想的と言われ、頭の中は複雑だけど、基本的にはリアリスト。それはまさに絵を観ていると腑に落ちる。赤瀬川さんは昔からずーっと気になってたのに、何故が全く触れる機会がなかった人。ルソーを観ようと思ったのに、共感できて、時に笑っちゃう文章(ルソーだから笑っちゃうのか?)に夢中になってしまった(笑)2013/05/11

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