目次
1 少年
2 落伍者
3 反撃と挫折と
4 WARP誕生
5 Dの食卓
6 エネミー・ゼロ
7 未来へ
LAST MESSAGE
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
2
2017年1冊目。Dの食卓を生み出した、飯野賢治氏の自伝的エッセイ。ゲームマニアの間では名作と呼ばれる本書だが、正直に言うとDの食卓を一度もプレイしていない僕にとっては複雑。2013年に亡くなられて、ゲームマニアの間では伝説的な名著だという方も多いそうです。Dの食卓ファンには是非、おすすめです。2017/01/05
たろいも
2
今は亡き筆者。バーチャコップ、トルネコ、エイリアンにマザー、この人と話は合いそう。セガサターンやプレステ時代の話は自分の世代でありとても楽しめる、エネミーゼロ、Dの食卓、口調はきついが我が道を歩いてる本、このくらい勢いをつけたい。サターンかプレステ、結局自分は二つ買ったけど最初はサターン派だった。ソニーとセガ、どっちにするっていうのはユーザーじゃなくてでも選択があったわけね、なるほど。2015/03/10
よう
1
熱い。正直なところ、考え方や行動には同意し難いところが多々あるが、自分のやりたいことをやりきっている姿に惹かれる。エネミーゼロやDの食卓、初期のファミコン作品など、いま現在そんなに高い評価を得ているようには思えないものの、実際に自分の手でプレイをして、自分の価値観で感じ取ってみたいと思った。2017/09/28
solaris
1
19歳の時に読んでから再読。本棚にずっと眠ってたけど、変わらず本棚の一番見える場所に置いてた気がする。 まず、この人とは考え方が全く合わない。話し方もイライラするし、自己表現がしたいがために会社を作って、最後は自分の主張を曲げて送り出したゲームソフトは全く売れず、失踪。そんな人を私は許しがたい。 しかし、この人の作ったゲームは、私に表現の可能性を教えてくれたし、私のモチベーションの源泉の1つになっている。 エネミーゼロ、Dの食卓。 ゲームで始めてかもしれない、形而上学を表現しようとした人かもしれない。2014/05/28
M
0
今は亡き飯野さんの著。27歳の時からこうだったんだと知れると、本当にもっと長く生きて色々表現して欲しかったなぁと…残念。プレステからサターンへの移籍あたりは熱いエピソードで面白かった。シネパックとかトゥルーモーションとか、出てくるキーワードも懐かしい。昔はcpk2aviとか使ってたね。しかし当時から10年以上経っても「ゲーム評論家に真のオタクはいない」状況が変わらないのは由々しきことやね。2014/07/05