内容説明
本書は、これから園芸を楽しんでみようと思っている人、あるいは園芸のおもしろさを味わいつつある人に、庭師が伝統として受け継いできた園芸や造園の知恵、先輩から学んだ工夫などについて話してみようと思って書かれたもの。植物やその育て方についての言い伝えやことわざはたくさんあるが、その中から、栽培の仕方や手入れの方法、管理の仕方などに関するものを選んでまとめてある。
目次
第1章 植える
第2章 育てる
第3章 手入れする
第4章 盆栽・鉢ものを楽しむ
第5章 花を愛でる
第6章 果実を楽しむ
第7章 病害虫を予防する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
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昔から語り継がれている言葉。現代までそれが残っているのには、それなりの理由が存在する。全てのことわざが全てのケースに当てはまるというわけではないが、だからといって無視してしまうのはもったいない。なぜそのような言葉が語り継がれたのかを知れば、有効に活用できる。2015/10/14
にがうり
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庭師の間で言い伝えられてきた格言、ことわざを拾い集めた一冊。人から人へ、技術や知恵が伝わりづらい時代なので、このように本に残しておくことは大切だと思います。各職人ごとにシリーズ化してもいいのでは。本書に関しては、わりとランダムにトピックが並んでいるので、もう少し整理するともっと読みやすかったかも。2011/03/08