感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つなぐ
3
どんな症状が揃っていれば風邪といえるのか、風邪と診断してはいけない見逃してはいけない疾患が詳しく書いてあります。高齢者の抗菌薬の治療指針のところは医師以外にはあまり関係ないかも。そのほかの部分は看護師等の他職種でも楽しんで読めました。2022/02/14
Iwata Kentaro
3
献本御礼。見事な一冊。非常にリーダブルなのに内容も充実で、ほとんどこれ一冊ですべてを網羅している。行動経済学的アプローチはぼくもよく使うのでウンウン頷いて読んだし、抗菌薬の懸濁はまったくやったことがなかったのでへー、と思って読んだ。セフェムの議論も悪くない。風邪を論じたい人は、まずは本書は読まねば。そのうえでないと何も議論が始められない。2019/11/06
茶
1
コロナ禍を機にあらためて風邪の類縁疾患を総ざらい。高齢者の風邪など勉強になることが多かった。2020/07/03
文狸
0
「鼻汁・咽頭痛・咳の3症状が急性に同時期に同程度」出るのがいわゆる「風邪」であり、その紛らわしい疾患をどう見分けるかという前半部分はタメになった。後半部分は^の先生が書いた本特有の発散の仕方というか、別にこの本でなくても学べる抗菌薬の使い方が書いてたり、本人は大事だと思っているんだろうけどこのタイトルに惹かれて買った読者に必ずしも刺さらないだろうなという内容が書かれていたりした。ただ個人的には、誤嚥性肺炎はセフトリでいいとか、蜂窩織炎とかde-escalationしにくいのは特にnarrowで始めるべき2022/03/17
ねええちゃんvol．2
0
★★★★★ウイルス感染＝咳・鼻・嚥下時咽頭痛（複数臓器）＝抗生物質無効、細菌感染＝原則単一臓器に1種類の菌が感染＝抗生物質有効。成人で3日以上続く発熱＝ウイルス感染。嘔吐➡腹痛➡水様便＝ウイルス性胃腸炎。2020/03/23
