内容説明
さり気なく生活の営みの一瞬を切りとった小説あり、巧緻なアイデアあり、不思議な味わいで哀歓の深く残る文章ありの、鮮やかな色彩の24粒の宝石。超短編小説24人集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
27
ショートショート24話って事なのかな。残念ながら私には宝石を見つけることが出来なかった。ショートショートってかなり難しいと思う。アイデアを少ないページ数で完結させ、かつ読者の琴線に触れるのは至難の業。これらを宝石とするのは少し無理があると私は感じた。再読は無さそう。★★☆☆☆2023/09/27
あつひめ
25
はじめましての作家さんもいて味わい深いアンソロジーだった。作品を評価するとか難しいことはわからないけど、読んでいてどの作品にも言い知れぬ温もりや苦味が含まれている。久しぶりに読んだ赤川さんの「猫の手」もムフっと笑みがこぼれそうになってしまった。どの作品も短めな中にギュッと押し込めている感じがしないでもないのでもう少し続きが読みたいなぁ・・・とは思ったけど。タイトルにふさわしい・・・粒ぞろいの作品だと思う。三田つばめさんの「ケンジ」、浅田次郎さんの「ボスの忘れ物」が印象的。2010/12/19
がぁ
3
好きな作家さんが書いているので借りてきたけれど、思いがけない人が入っていて嬉しかった。宝石はちょっと言いすぎかな。でも粒揃いだったと思う。2013/04/08
ゆき
2
1話 10P程度の短編集。ぜいたくな著者たちだが、読んでいてこれは何だ?というのもあり。2009/05/19




