内容説明
イラン・インド・インドネシア・オーストラリア・大韓民国・スリランカ・タイ・中国・ニュージーランド・ネパール・パキスタン・パプアニューギニア・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・マレーシア・モルジブ・モンゴル・ラオス、そして日本。現代のアジアや太平洋地域の国国で広く読まれている文学作品集。なやみ、かつたたかい、たくましく生きる人々をいきいきを描いた、二十一世紀をむかえつつあるアジアの息吹を感じさせる二十作。
目次
花を作るイラ（インドネシア）
たこになった少年（パキスタン）
セプトバス（インド）
どうせ同じ給料さ（パプアニューギニア）
わたり鳥（ネパール）
ラブレター（オーストラリア）
星空（大韓民国）
議員さん（マレーシア）
壁（スリランカ）〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきと
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その国の文化や歴史などを背景にした文学は生々しい現実を感じさせる。挿入されている国の説明と合わせて読むとより、異文化を感じられる。それでもそこにいるのは同じ人間。同じように社会の不公平さを感じるし、同じように人を愛する。基本は同じである。…セロ弾きのゴーシュはミスセレクトのように感じてしまうのですけど。2009/10/06
