内容説明
あくまでも歴史の流れにこだわりながら、年表、地図、時刻表を手にして訪れる歴史紀行、平安鎌倉史篇。「古代史紀行」につづく“日本通史の旅”第二弾。
目次
桓武天皇と渡来人
坂上田村麻呂をさぐる
平安京の設計
最澄と空海
瑳峨天皇から菅原道真まで
平将門の風土
貴族海賊藤原純友
葵祭・六波羅蜜寺・鳳凰堂
京の葬送地めぐり
前九年の役を行く
後三年の役を行く
白河・鳥羽から黒田庄へ
平泉という都
平氏昇殿
熊野御幸古昔〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mino884
3
対馬からはじまったこのシリーズも、ついにこの巻で終わってしまいましたが、著者の徳川シリーズを合わせれば、見事タイムトリップから生還しきったのではないかと思うところです。独自の推論や概説は、とてもわかりやすくて、紀行物としても歴史解説ものとしても秀逸だと思ってます。2014/12/30
Guro326
0
[図書館]★★★★★ 宮脇氏が国鉄乗り潰しの旅を終えたあと、全国の史跡を「歴史順」に巡るシリーズ。もちろん知ってたけれど、歴史に全く興味がなくて避けてた。いま、ようやくちゃんと読めた。鎌倉時代の史跡全部載り。なんというか、年を経た邂逅的な。文庫も絶版なので、図書館で読めるのもありがたい。2012/12/05
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