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深川澪通り灯ともし頃

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062071802
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

江戸一の狂歌師になった塩売りの喧嘩政。美男の薬売りに恋焦れる独り身の裁縫師お若。悲しい時、淋しい時、人々が心を寄せ、身を寄せる、木戸番小屋のお捨・笑兵衛夫婦。出世作『深川澪通り木戸番小屋』を超えるたのしさ。江戸の下町を描いてNo.1。直木賞作家北原亜以子の泉鏡花賞作品『深川澪通り木戸番小屋』につづく傑作。江戸が流れ江戸が匂い江戸が溢れる長篇時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu@十五夜読書会

40
深川澪通りシリーズ2作目の時代小説長編2話。澪通り木戸番小屋の夫婦お捨と笑兵衛の登場する江戸の下町を描く繋がりのある2話です。《藁》孤児の政吉は子供の頃はかっぱらいで飢えをしのいでいたが、ぼて振りの塩売りをしている時、喧嘩をして怪我をし木戸番夫婦に介抱してもらい知り合う。笑兵衛に字を教えてもらい狂歌を始め狂歌社中主宰者に認められる、一緒になったおきくに煙草屋を任せ、江戸一の狂歌師丸屋三鶴として売り出そうとするが、放置していたおきくが賃粉切りの雇い人勘太と、駆け落ちをし行方が分からなくなった…⇒2013/06/10

星落秋風五丈原

4
身寄りがないまま育ち、喧嘩っ早くて喧嘩政の異名を取った政吉は、深川澪通りの木戸番夫婦お捨・笑兵衛と出逢った事から、塩売りの傍ら狂歌を詠むようになる。夫婦のさりげない優しさに触れるうち、今までの生活でささくれだった心が治ってゆく。そしてある日、待ちに待った幸せがやって来た。それも一つだけではなく、二つも一緒に。狂歌の掲載と、嫁取りだ。そうして政吉は、今までいからせてきた肩を、張ってきた意地をふぅっとおろす。 お捨・笑兵衛は、心尽くしのもてなしで、友人達と政吉の門出を祝ってくれる。2001/12/03

ますずし

2
シリーズ2作目は、笑兵衛夫婦はあまり登場しませんでした。でも、長屋の人たちの心の支えのようになっていました。そんな人になりたいです。男と女というのはやっかいなものですねぇ。夫婦になるのは、簡単ですが穏やかに気持ちよく暮らし続けるのはなかなかに難しい。それは、江戸でも現在でも変わりないことなのでしょうか。2014/05/25

らいむ

0
OOO 木戸番が主人公はあまりない設定でした。 ツーと言えば、カーというようご夫婦が繰り広げる、いや、巻き込まれる日々の人情話

Ryan

0
人生、色々あるなぁという話。2017/04/26

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