内容説明
五月の風市の市民プールが、ある夜、虹色にそめられた。だれが、なんのために。いっぽう、パックン夫人の邸宅では、おなじ夜に宝石盗難事件がおきていた。チビーと助手のニャットは、いばりやのケッコー警部にじゃまされながらも、二つの事件の謎を追っていく…。史上最小の名探偵、子ネズミのチビーと、単純だけど力仕事はおまかせの探偵助手、子ネコのニャットがコンビを組んで活躍する、本格推理シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
14
★★★★☆ 史上最小の名探偵・子ネズミのチビーと、その探偵助手・子ネコのニャットのコンビが活躍する児童向けのシリーズ。市民プールが虹色に染められた事件と、宝石盗難事件が並行して進んでいく。読者への挑戦も挿入される、めちゃくちゃ正統派な本格で、小学校中学年くらいであれば、読めばしっかり解ける内容でありながら、そのトリックのクオリティも高いという絶妙さ。これほどの作品が絶版であることが残念すぎる。図書館にはあるかもしれないので、児童向けと侮ることなかれ、大人にもぜひ読んで欲しい逸品。2025/03/18
yan
0
小学生低学年のころ読んだ本。 チビーが颯爽としてて、かっこいいことだけ覚えている。 当時夢中になり、図書館で何度も借りてしまったほどだが、それほど面白かったのか、シリーズごと再読して検証したい。
塩屋貴之
0
あと一歩のところまでは行ったんだけど、アイテムの使い方をまちがえちゃったんだよね。チビーに「もしそうならこれこれってことが説明できないからそれは間違いだな」って言われちゃった。2010/07/16